クラッチとは

クラッチはMT(マニュアル・トランスミッション)車において特有の装置です。当然のことながら、オートバイにはレバーが取り付けられていて、左手で操作します。車の場合は中央のブレーキペダルの左側に配置されていて、左足で操作します。これはエンジンの回転を車輪側に伝達するのをコントロールする装置です。この装置を巧みに操作することによってMT車を滑らかに運転することができるのです。マニュアル車を発進させるまでの手順を説明してみましょう。まず、エンジンを掛けますが、その際にはペダルを踏んで車輪との接続を切断してからエンジンを掛けます。エンジンが掛かったら変速レバーをLの位置にシフトし、アクセルを若干踏み込みます。アクセルを徐々に踏み込みながらエンジンの回転数を上げつつ、ペダルを緩めると、エンジンの回転力が徐々に車輪側に伝わりはじめます。この感覚を左足で敏感に感じ取りながら、さらにアクセルを踏み込み、左足のペダルを離していくのです。1速ではすぐにエンジンの回転が上がりきってしまいますので、2速にシフトアップします。その時は左足のペダルを一気に踏み込んで、エンジンの力の伝達を遮断し、アクセルを完全に離し、シフトレバーを素早く2の位置にシフトします。そして再びさきほどのようにエンジン側と車輪側をつないでいくのです。言葉で説明すと、とても複雑ですが、慣れてしまえば簡単な操作です。

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